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なぜ、オレンジフラッグ?
 【ニーズ】

東日本大震災に関するボランティア活動が今でも各地で行われていますが、忘れてはいけない教訓として、これからは万全な備えを行っていくことが重要視されています。

津波自体を防ぐことは出来ませんが、防災に対する準備は必要なことです。

携帯電話やメディアでの避難警報発信は手段として拡がっていますが、特に早急な避難を要する高齢者、子供、障害者に対しては効果的とは言えません。

避難地図(写真)を始め、そのほとんどが健常者(及び専門的)目線であり、わかりにくいものになっています。


【必要性】

避難、誘導をわかりやすく一瞬で伝えるには、目立つ場所から視覚へ訴えること(大きな標示で)が必要です。

地域のランドマーク的な場所に、目立つ色で、目立つ標示を掲げることが望まれます。


【事業内容】

津波警報が発令され避難を必要とする際は避難方向を掲出した大きな「オレンジフラッグ」を地域の目立つ場所に掲げます。

そのためには地域でコミュニティを形成し、各々が常に防災を意識するよう心がけます。

まずは東海地震で被害を受ける可能性がある海抜の低い町として知られている(高齢者施設、障害者施設、保育園、児童公園なども存在している)神奈川県逗子市小坪地区に「オレンジフラッグ」コミュニティを形成します。


【ネットワークの活用】
乙島
社会人野球から企業が撤退する中、NPOスポーツキッズアジアが中心となって地域コミュニティを形成し、茨城ゴールデンゴールズ等、アマチュアクラブチームを全国に立ち上げ、地域発の自主リーグ(ニッポン!リーグ)を実施しています(九州リーグは2013年で5周年)。

リーグでは主に野球の試合を行いますが、並行して街中清掃、施設訪問、また防災活動の一環としてジュニアライフセービング教室(写真)と題し、ビーチクリーン活動、AED教室も実施しています。

宮崎の口蹄疫、噴火被害時には、主に宮崎でチャリティ活動を行い、歌手の山本譲二さんを延岡市に派遣したり、えびの市でスポーツ教室、募金活動も行いました。

東日本大震災時には、スポーツ選手等からグッズを募り、宮城県の体育協会を通じ、地元の子供たちに寄贈する活動も行いました。また新たに防災活動団体としてNPO法人安心安全ネットワーク(埼玉)設立にも参画しました。

これらのネットワークを活用し、逗子市小坪地区のオレンジフラッグモデルケースを、全国へと拡めて行こうと考えています。


【期待される効果】

東日本震災直後より、鎌倉や宮崎の一部の海岸では、“海にいる人への避難の合図”としてオレンジフラッグを海岸沿いに数箇所設置しています(写真)。

ただあくまでも“海にいる人”への合図であり、街中の人へのものではありません。

このプロジェクトは、街中にいる人が少しでも早く避難するためのものであり、特に子供たちや高齢者、障害者等にもひと目でわかる警報として大変効果的だと考えます。

またこの「オレンジフラッグ」を民間で設置することにより、保安に対するコミュニティの強化がはかれると思います。

行政に任せることなく地域主導で自主的に震災に備えることが、保安に最も重要なことです。
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